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福島で思うこと

  • Posted by: とっきー
  • 2014年3月 5日 12:58

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震災からまもなく3年。そんなタイミングで先日、福島に行ってきました。飯舘村から避難してる人たちが暮らす仮設でピアノを弾いたり、おとえほんの読み聞かせをやってきました。行くとうれしいことあります。おじいさん、おばあさんに喜んでもらえるのは素直にうれしいです。逆にいやなこともあります。長い月日が経ってもあまり変わっていない現状をかいま見る時、元気だった方が疲れてきたのかなと感じる時、すこしあきらめを感じる時。気丈に頑張ってた年配の方も3年仮設に暮らしてれば当たり前でしょう。期限のない仮設での生活は仮設とは言えない。ボランティアに関して、ぼくはあまり行きたいとはあまり思っていません。やらなきゃいけない仕事もたくさんあるし、行かないですむのならそうしたい。かと言って、行くのが苦になってるわけでもありませんが。7年前からやり始めたMOTTAINAI SOUNDやおとえほんが、被災地の生活の中で必要とされているようだったというだけのことと思います。もし今と違う音楽活動をやっていたら率先して被災地に行くようなことはしていなかったかもわかりません。風化されつつある震災も、まだ30万人近くの人たちが自宅に戻れずにいます。行政に携わる人たちには、原発の是非を語ることの他に、この避難してる方々の現状を忘れずに少しでも早く解決してほしいと思う。いろんな縁があってやりはじめた支援、今後も時間の許す限り続けていきますが、何よりも、少しでも早く、避難してる人たちが普通の生活に戻れるようになってほしいと切に思います。以上、今回、福島に行って思ったことでした。

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